美ら島おきなわ文化祭2022
万国津梁文化祭
2022年10月31日(月)12:00 ~15:00
沖縄セルラーパーク那覇(那覇市奥武山町42-1)
開催趣旨
第7回世界のウチナーンチュ大会と連携したステージイベントを実施します。
本場沖縄の琉球舞踊や組踊を楽しみながら、トークコーナーでは海外県人会関係者をお迎えし、
「世界に広がる沖縄文化」について考えます。
開催情報
【日時】2022年10月31日(月) 12:00 ~15:00(開演)
【会場】沖縄セルラーパーク那覇 (那覇市奥武山町42-1)
ゆいレール「奥武山公園駅」下車、徒歩約5分
バス「軍桟橋前」下車、徒歩約2分
※駐車場のご用意はありません。公共交通機関をご利用ください
ライブ配信情報
万国津梁文化祭は下記の通りライブ配信を行います。
会場にお越し出来ない方はぜひライブ配信でお楽しみください。
ライブ配信日時:2022年10月31日(月) 12:00 ~15:00
ライブ配信は、こちら➤https://www.youtube.com/watch?v=OeiZJXWjwQwから。
プログラム
伝統芸能披露①琉球舞踊
琉球舞踊はおおむね「古典舞踊」「雑踊」「創作舞踊」に分類されます。
「古典舞踊」は、琉球王国時代に中国からの使者(冊封使)を歓待する舞台で
踊られたことを機に発展し、18世紀に大成しました。
「雑踊」は、廃藩置県後(1879年以降)登場し、庶民の音楽や風俗を取り入れて、人気を博しました。
「創作舞踊」は現代の踊り手によって作られたもので、優れた作品が相次いで生まれています。
2009年に、「琉球舞踊」は国の重要無形文化財に指定されました。

伝統芸能披露②組踊
進化し続ける沖縄版オペラ「組踊」。
組踊とは、唱え、音楽、踊りによって構成される歌舞劇です。
組踊は、中国から琉球王国の新しい国王を任命するために
やって来る中国皇帝の使者である冊封使を歓待するため、
18世紀初頭の踊奉行であった玉城朝薫によって創始され、
1719年の尚敬王の冊封儀礼の際に「二童敵討」と「執心鐘入」が初めて演じられました。
1972年、組踊は国の重要無形文化財に指定されました。
また、2010年にはユネスコの無形文化遺産となり、世界的にもその価値が高く評価されています。

トークショー「世界のウチナーンチュを結ぶ沖縄文化と芸能」

平田 大一(演出家)
1968年、沖縄県八重山、小浜島生まれ。18歳の頃から「南島詩人」を名乗り、詩人、演出家として独自の創作活動を開始。大学卒業後、シマの文化と農業を体験する「小浜島キビ刈り援農塾」を主宰、文化を基調とした地域活性化を一貫して展開。「きむたかホール館長」、「那覇市芸術監督」を歴任、2011年「沖縄県文化観光スポーツ部長」に抜擢、2013年からは「(公財)沖縄県文化振興会」理事長に就任、沖縄文化の司令塔役を担う。他方「くるちの杜100年プロジェクト」や「現代版組踊シリーズ」など、文化に軸足をおいた新たな地域活性化のモデルづくりのトップランナーとしても更なる挑戦を続ける。